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March 30, 2005

いつものマスコミ事情?

今回のネタ元
 リチャードギアって熱いなIrregular Expression


映画俳優のリチャード・ギアが来日しました。
映画「Shall we Dance?」の宣伝を兼ねての来日で、その際小泉首相を表敬訪問しています。
この時の様子を朝日は
抵抗勢力との踊り方は? R・ギアさん首相と面会
というとにかく政争の方に持って行きたい意志が見え見えの記事で書かれて、
その後の記者会見は毎日においては
リメイク版「シャル・ウィ・ダンス?」をPR
で、映画に関しての記事を執筆しています。

……しかし、報道系マスコミには書かれていなかったのですが、この記者会見のあと彼は突如マイクをとり、そして話し始めました。
リチャード・ギア、中国政府批判

「映画に関係ないけど」と前置きした上で「中国で反国家分裂法が
制定されたことに強く反対します。小泉首相の見解と同様、中国に
武器が輸出されることを絶対反対します!」。約600人の取材陣を
前に、最後は胸の前で両手を合わせて訴えた。

ということで、中国に対する批判を記者会見の場でブチ上げてます。

しかし、この事に関して伝えたのはもっぱらスポーツ紙や映画情報のページのみ。
どういう訳か、日本のマスコミは反米反日の話題はスルーないし持ち上げて、中国や半島に関しての批判は「国交に支障がでる」とかもっともらしい意見をつけて批判する……ないしそもそも伝えない。
一有名人が批判するくらいで国交にひびが入る程度の国交は結局は「形だけの国交」もしくは「その程度の民度」でしかありえないのではないでしょうか。
本当に大国、ないし「立派な国」を自称するならば「その程度のこと」でスルーするくらいの「大人」に成って欲しいものです。

今回は「日本のミーハーな連中がこの意見に賛同するのはまずい」とでも思ったのか、取り上げていない模様。
いったいこの国の報道はどこの国の報道をやりたいのでしょうか。

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March 08, 2005

命名勝負、気象庁の勝ち

MTSATで通すとか一悶着あった運輸多目的衛星。

無事静止軌道にたどり着き、命名が行われることになりました。

その名前は「ひまわり6号」。日本の気象衛星の由緒ある名前がめでたく採用されることになりました。
やはり普段天気予報で出てくる知名度は大きかったようです。


この衛星、なぜに「運輸」がつくかというと「これ
参照

そして、
このシステムが確立すると少なくとも日本は他国が同様のシステムを作れるようになるまで西太平洋からインド洋に至る洋上での航空管制に関して責任を持たなければいけなくなる事に。


このシステムが稼働すると、洋上を今まで以上の密度で航空機が飛行することになり、
航空会社も運用効率を考えるとこのシステムを導入する可能性が高い……で、
その状態で安定したときにこのシステムがダウンするとこの地域の航路が大混乱を引き起こしかねません。

現在2号機の準備中で来年までには打ち上げの予定だそうです。


さすがに財務省も 「ひまわり」代替機の時のような阿呆な事は二度と出来ないはず
(ひまわり5号の代替機の予算をつけなかった前例あり)


さて、気象衛星としての役割を担うことにもなるのですが、こちらの方は早急に代替が必要な状況になっています。

先代MTSATの打ち上げ失敗で急遽現役復帰することになった「ひまわり5号」
は姿勢並びに軌道制御用の燃料が残りわずかで北半球のみの撮影など涙ぐましい努力を続けて延命を続けていましたが、
光学観測を行うのが困難になって来たために米国のGOES-9を借りて観測を行うことになりました。

これで日本上空の気象観測は継続できるようになった……とおもったら「ひまわり」と「GOES-9」
のデータフォーマットが異なっているという事実がありました。また、受信局のアンテナも「ひまわり」
の方を向いているのでこのままではデータ配信に支障を来すためにとられた方策が


GOES-9→アラスカ(ここで画像処理)→GOES-9→気象庁(形式変換)→ひまわり5号→各受信局


という手段で、やっぱり使われることになった「ひまわり5号」。

しかし、南北軸の軌道制御用燃料が尽きている「ひまわり5号」は南北に8の字軌道を描き、
受信が出来ない地域や時間帯が生じてしまうことになりました。

これらのことから、気象庁側は一刻も早く運用開始したい気分でしょう。


ちなみに、この衛星は生い立ちからしてすでにかなり不幸だったり

  予定は2003年3月打ち上げ


まず、米国発注していた衛星の製造が遅れる

       ↓

気象観測機器に不具合が見つかる

       ↓

つくってたメーカーが倒産する(爆)

       ↓

保証金くれなきゃ衛星わたさないやいとだだをこねられる

       ↓

H-2Aの不具合で打ち上げが遅れる


 ……と。

これで軌道上でいきなり運用停止になってもおどろかんぞ(汗


 




 


ついでに、ブログ投稿ソフトの試験をかねた投稿です

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March 02, 2005

H2Aロケット、打ち上げ成功(いまさら)

でも、打ち上げには成功でも衛星はトランスファー軌道にいるだけであり、打ち上げのペイロードでありまた今回の「目的」でもある運輸多目的衛星は未だテレメーター信号を送るのみ。
ここから先のアポジモーター点火による静止軌道投入、姿勢安定化、太陽電池パドル展開、通信アンテナ展開とイベントが目白押しでこれらがすべてクリアして搭載機器が運用準備段階に入ってやっと一段落といった所でしょう。
そして、万が一失敗してもこれは衛星側のトラブルであるのでH-2Aの責任ではなく、衛星とロケットは切り離して考える必要があります。(でも、マスコミは第一に「損失額」を聞いてくる←世界的に見て日本だけらしい)

それにしても、東太平洋全域の写真による気象観測を行うべき気象衛星が今まで予備機無しで運用されていたというのは今更ながらに無茶としかいいようがありません。
「壊れるのを前提に準備する」というダメージコントロールの意識は日本のお役所ではかなり低いのか(東海村の事故の時も、防災訓練を行おうとしたら「放射能が漏れる危険性があるのか」と言われて行えなかった事例あり)、それとも予算を削りたいのか日本の衛星では予備機というものがあまり多くはありません。
さすがに、今回は太平洋上の航空管制を行う為に、ようやくというか予備機の必要性が認められて来年度に打ち上げられる予定です。

しかし、延期があったとはいえ……どこも実況中継してなかったのは悲しすぎ。

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